置き勉
2024/05/12
少々雑なタイトルで申し訳ありません。
あまり触れない方が良い内容かもしれませんが、目を背けるのは違うかなと思ったことです。
きっかけは直近であったお客様との面談中のことでした。
軽い気持ちで『今度学校のノートを持ってきてほしい』と伝えたところ、テスト週間とかじゃないと基本的には持って帰れないという旨の内容を聞き、ハッとしました。
何となくは認識していたことです。
一方で、一昔前までは私立学校を中心に、絶対に置き勉してはいけない!と強く発信されていたことも同時に思い出しました。今でもその名残はありますが、はち切れんばかり膨らんだ通学カバンを見るたびに頑張ってるな!頑張れ!と思ったりします。
今回の学校は公立中学の話です。
学校の方針として、『重い教材は成長期の子供にとって過度な負担を与える』とのことで、基本的には教科書とノートは学校に置きっぱなしです。置きっぱなしが基本で、テスト週間など必要な時は持って帰っても良いよという方針のようです。姫路市内の全ての公立中学校がそうではありません。
やっぱり一番に思い浮かんでしまうのは・・・
『どうやって勉強する?』です。
上位層の生徒にとっては、その日の学校の内容を家に帰って手持ちの教材で復習する。難しくないのかもしれません。もしくは、復習する必要がないのかもしれません。
それ以外の層の生徒にとってはどうでしょうか。自宅に教材が無い場合、何をもって勉強するのか。
少なくとも、何もない状態で『勉強しよう!』となるでしょうか。この時代、自宅に何も教材が無いという訳ではないのでしょうか。どうしても心配になってしまいます。
学校の方針に意見したいわけではありませんが、どうにも納得できない気持ちが残ってしまうのが個人的な本音です。『重い教材が発育に悪影響』それを言われてしまうとぐうの音も出ません。しかし、本質はそこじゃないような気がしてなりません。この点については延々と話が膨らんでいきそうなので割愛させていただき、次の本題に。
そうなんです。
時間割を合わせるという時間を奪われしまうことになるのです。
すごく大事な時間です。
このデメリットを打ち消すほどのメリットなのか!?
個人的には勉強より大事な時間だと考えております。
翌日、もしくは先のことを考えて準備をする時間なのです。
将来的に社会に出ていく上で、是非是非、身に付けておきたい能力なのです。
小学校から中学校、中学校から高校、高校から大学という学生生活の中で何度も何度も繰り返して習慣化していく能力ではなかったのかと思ってしまいます。
しっかり時間割を合わして、次の日の授業に臨む。
時間割を合わせることで意識することになります。
意識をする。すごく大事なポイントだと考えております。
長くなってしまいましたが、今後、どのように展開していくのか、一部の学校だけで止まるのかは分かりませんが、しっかり確認しておくべきことだと考えております。
もし、この文章を読んでいただいた保護者の方や生徒さんがおられましたら・・・この習慣の大切さを改めて考えてもらえたら幸いです。
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