【受験対策】兵庫県高校入試について（第４学区）　2025.3.4

兵庫県高校入試において、本日が志願変更届の最終日となっておりました。

いよいよ、次の志願状況が最後の志願状況となります。

例年の様子を見ている限り、変更の動きは多かったなと感じます。

動きが少ない年は、本当に数人変更がある程度という年もありました。

 

毎年そうだとは思いますが、この時期、生徒さんも保護者の皆様もたくさん考え、たくさん悩まれると思います。

 

志願変更するのかどうかについて、大きく３つのパターンがあります。

①志願変更せずにそのままで受験に臨む

②志願変更をして、一つ上の偏差値の高校受験に臨む

③志願変更をして、一つ下の偏差値の高校受験に臨む

 

いずれも、正解や不正解はありません。

挑戦するということ自体、素晴らしいことです。

 

一点だけ、気をつけていただきたいことがあるとすれば・・・

「定員割れ」を起こしている高校に変更しようとする場合です。

 

確かに、志望校の合格率は高まると思います。

また「高校の偏差値の高さ＝学習環境の良さ」とするならば、

お子さまがより良い環境に身を置くことが出来ることは素晴らしいことだと思います。

では「学習環境の良さ」とはどういうことなのか。

 

例え、良い環境だったとしても、その環境に順応できるかどうかは大きなポイントになってきます。

大学受験までを見据えているのであれば、尚更、それまでの３年間を過ごす高校選び、慎重に考えたいところですね。

 

全てのお子さまに一つの事例が当てはまる訳でもありません。

中には、ちょっと背伸びして高校入学を果たしたが、入学後目の色が変わり、

高校生活を順調に過ごすことが出来たという生徒も数多く見てきました。

一概には決めつけることが出来ないので、正解も不正解もありませんが、

この逆パターンもあるということは念頭に置いてもらいたい点でもあります。

やり直しが利かないのが受験です。

 

個人的な意見としては、「自分の気持ちに正直に挑戦してほしい」という思いが強いです。

答えになっていないかもしれませんが、結局、ここだと思います。

決められた未来より、決めた未来の方が自分事としてとらえやすい。

少なくとも、３年後には大学受験が控えております。

将来、３年後、大学受験をどんな形で迎えるかは、これからの３年間にかかっております。

高校受験生でない皆さんも、皆さんそれぞれで自分のことだと考えてみてください。

 

いつだって大事な時期です！目の前の誘惑に打ち勝つ！未来の自分への援助です！