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【受験対策】勉強の仕方

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【受験対策】勉強の仕方

【受験対策】勉強の仕方

『勉強の仕方が分からない』

よくある質問です。

 

極端な発想ですが、この発言をする生徒の半分くらいは『勉強したくない』と思っているのではと考えております。同時にこの発言の真意は確認の出来ないことだとも考えております。

 

まず、この発言をする場所についてですが、だいたいが三者面談中など「子ども」「保護者」「第三者」が居るような真面目な場所です。第三者はおおよそ教育関係者ではないでしょうか。

そんな場所において、子どもは『勉強したくない』などとはなかなか言えません。

 

親子間の会話において、『勉強の仕方が分からない』は最後の必殺技になってしまっているケースが多いんです。よくある?ご家庭での会話のやり取りです。

 

母「いつまでもダラダラしてないで、勉強しなさい!」

子「もうちょっとしたらやるって!」

母「毎日毎日、同じこと言ってるじゃないの!」

子「今日は本間!」

母「そんなこと続けているから成績がどんどん下がっているんじゃないの?」

子「だって勉強の仕方が分からないやもん!」

 

この言葉で止まってしまっているケースが多いんです。

 

保護者は先生では無いからですね。

「なら教えてやろう!」

こうなるご家庭の場合、子どもは「勉強の仕方が分からない」とは言いません。

何故なら、この発言をしても解放される訳ではないからです。

解放どころか拘束されちゃうからですね。

 

教育相談時、『本当は勉強の仕方が分からない訳ないんです』なんて言うと嫌われちゃいますが、話せるときは話すようにしております。

何故なら本当だからです。

小学6年間、中学3年間、高校3年間、学校に行って、勉強の仕方を学んできているお子さまです。

知らない訳ありません。

 

「教科書」「問題集」を知らない学生は居ないと思います。

教科書片手に、問題集を解く。

これを始めればしっかり勉強です。

子どもたちは、日々「宿題」を使って、「勉強のやり方」を学んでおります。

 

難しい問題は解けない。これも勉強です。

人それぞれ、難しいと感じる問題は違ってきます。

自分にとって、どんな問題が難しいのか、この難しい問題はどうやったら解けるのか。

ヒントは自分で解ける簡単な問題にあります。

ヒントは教科書や問題集の例題にあります。

それらを参考に、解けない難しい問題に向かっていくのが勉強です。

 

美味しそうな食べ物を目の前に、「食べ方が分からない」と、空腹で仕方ない人が食べることを諦めるでしょうか。余程、見た目では食べ物と分からないものでない限り、手に取って何とか食べようとするのではと思います。人間には手があって、食べ物を手に取る。空腹を満たすため、体内に摂取するために口・歯・顎を使って食べること。「食べ方が分からない」という発言は頻繁に出ることはありませんね。

 

これが勉強だった場合、簡単に「勉強の仕方が分からない」となります。

目の前に、いかにも取り組めば成績が上がりそうな問題集があるのに、取り組もうとせず、「勉強の仕方が分からない」で回避しようとしてしまいがちです。

聞き手で鉛筆を持ち、目で問題を読みながら鉛筆を進める。「勉強の仕方が分からない」の答えはこれだけなのかも知れません。

 

美味しそうな食べ物、成績があがりそうな勉強、二つの決定的な違いは『欲』なのかも知れません。

三大欲求とも言われる「食欲」、食べることは大切なことです。

ものを食べずに生きることは出来ないですからね。

「勉強欲」という言葉が一般的ではないように、勉強しなくて死ぬことはありません。

中学受験の成功の秘訣とも言われたりするのが、「知的好奇心」です。

何故「勉強欲」とは一般的に言わないのでしょう?

誰もが等しく持てる感情では無いからなのかも知れません。

 

他には『実感』ですね。食べるとお腹が満たされますが、勉強ではお腹は満たされません。

変わりに『達成感』がありますが、この言葉は割とハードルが高かったりします。

食べることで確実にお腹は満たされますが、達成感がそのまま成績に直結するとは限らない。

 

ではどうすれば・・・考えれば考える程、難しい問題になっていくと同時に、勉強と向き合いたくない子ども側が有利になります。対立する立場にとって、考えれば考える程、難しい問題に変化していきます。

 

それでも、最後の最後、大学受験という学年を迎えた時に、これまでこの発言でうまくすり抜けてきてしまった多くの生徒が後悔をします。教育に携わる身である以上、これだけは出来れば避けたい局面です。

 

「後悔先に立たず」本当に昔の人はうまく言ったものですね。

 

我々の役目は、転ばぬ先の杖になれるように、良い意味で嫌われることなのかも知れません。

 

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