【大学受験 受験対策ページ】高1・高2ですべきこと
受験生じゃないから今は習いごと・部活に専念したい!
よくある話です。本当に高1・高2でやっておかないといけないことはないのか!?
もちろんあります。
たくさんあります。
以下、まずは代表的なポイントを挙げてみようと思います。
【高1・高2ですべきこと】
・しっかりと自分に合った文理の選択
・大学を知る!オープンキャンパスへの参加
・外せない教科への対策
・学習習慣の確立
・自分にとっての普通を知る
・日常生活のそれぞれの行動に費やしている時間の認識
他にもたくさんあると思いますが、今回の内容で取り上げられたら良いなと思われる内容をピックアップしました。当然、これだけやっていたら安心という訳ではありません。今の自分となりたい自分をしっかり照らし合わせて、足らずがあれば補う必要がありますね。では、順番にそれぞれ触れていきましょう。
・しっかりと自分に合った文理の選択
『大学受験 対策ページ』内でも取り上げている内容です。 → 詳しくは【こちらをクリック】
やはり避けたいのは、自分にあっていない文理選択です。
例えば、工学部に入ってロボットに関係する仕事に就きたい・・・だけど数学や物理が苦手。
割と致命的です。その上で理系に進むことを絶対に否定するわけではないですが、「折れない覚悟」が必要となります。客観的に考えて、文理選択は高校1年生で実施。高校1年生時点では、数学は数Ⅰ・数A、多くの学校において物理は物理基礎という科目だと思います。数Ⅰ・数Aで苦戦しているなら数Ⅱ・数Bでも苦戦します。数Ⅲ・数Cになればもっとです。格段に難しくなる。その上でも努力でカバーするという覚悟が必要です。理科においては、おおよその高校において、高校1年生時に物理・化学のいずれか、もしくは両方に触れておくという高校が多いと思われます。文理選択の参考になるので、良いサイクルだと思われます。しかし、理科には落とし穴があります。高校1年生時点で学んでいる物理や化学は「物理」「化学」ではなく、「物理基礎」「化学基礎」だということが非常に多いです。時間割の上では物理・化学と表記されていても科目としては「物理基礎」「化学基礎」だということは非常に多いです。何故そうなっているかと言うと、「物理基礎」「化学基礎」の方が、「物理」「化学」より簡単だからです。つまり、高校1年生の時点で物理や化学に苦戦しているということは「物理基礎」「化学基礎」に苦戦しているということになります。もちろん、それでも夢に向かって頑張りたいから理系を選ぶという選択を止めるわけではありませんが、どこまで想定できているかです。自分のものさしだけで測るには、あまりにも持っている定規は信頼性に欠けます。しっかりまわりの先生方に相談してみることをおすすめします。理系を選ぶケースに的を絞って伝えてきましたが、この逆も然りです。
文系においても注意点は多くあります。「読解力の過信」「古文漢文の重要性」「英語」などなどどれも油断できないポイントばかりです。
・大学を知る!オープンキャンパスへの参加
こちらも『大学受験 対策ページ』内で取り上げています。 → 詳しくは【こちらをクリック】
受験において、志望校が決まっている状態と、決まっていない状態では大きく違ってきます。
必ず決まっていないといけないかと言うと、そうではありませんが、決まっている場合、過去問や出題傾向などを照らし合わせて効率的な対策が可能となります。逆に言うと、決まっていない場合、あらゆる可能性を想定して広い範囲で学んでいかないといけなくなるということです。学力アップのためには無駄ではないことですが、問題はそんな時間が残されているかどうかという点ですね。
オープンキャンパスに行けば必ず志望校が決まるというものではありませんが、決まる可能性が高くなるということに変わりはありません。自分で自分をモチベートするためにも、是非参加してもらいたいと願います。
・外せない教科への対策
このテーマに文系も理系も関係ありません。受験をする上で、どうしても外せない教科・科目があります。例えば、文系・理系問わず避けにくい教科が「英語」です。逆に言うと、英語は文系を選択しても、理系を選択しても受験で使える科目と言えます。個人的にも最重要科目ではないかと考えています。そして、英語においての一番のポイントは、「学部試験が活用できるケースが多い」という点です。
外部試験とは英語検定やTOEICやGTECのことですね。
文系を選べば、「英語」の次に挙げられるのが「国語」でしょうか。この国語も重要で、現代文と古文、漢文に分かれてます。受験科目のリサーチでよくあるのが、「国語(古文漢文含む)」という表記です。偏差値帯が上がるにつれて、古文漢文を含むという大学が多くなります。国語において、古文漢文まで学習するかしないかで、受験できる大学の数が大きく変わってきます。大学によっては、公募試験までは古文漢文は含まないが、一般選抜では古文漢文含むという大学も少なくありません。苦手な生徒が多い分、古文漢文を避けようとすると、受験における選択肢が極端に狭まるケースは少なくありません。
理系を選べは、先ほども触れましたが理科がネックになってきます。それが、物理における「物理」と「物理基礎」です。多く見られるケースが、基礎を選択する場合、受験科目が2つになるという問題です。「物理」か「化学」の1科目で受験するか、「物理基礎」「化学基礎」の2つで受験するかを選択するケースですね。「物理」や「化学」で受験すれば1科目で済むのに、基礎を選択する場合は2科目受験の必要が発生するというケースです。多くの場合が、基礎の2科目受験となることが多いです。それだけ基礎が付いてない科目は難しいと言えます。
このように学科試験を利用して大学受験に挑む場合、私大志望であれば少なくとも2科目~3科目の準備をしていかなくてはいけません。これが国公立大志望となれば、共通テスト受験が必須となり、ばらつきはありますが、平均して7科目ほどの受験となります。高3からの準備で間に合うでしょうか?しっかり理解してほしいことは、中学受験や高校受験とはまるで違うということです。
・学習習慣の確立
受験生になった。さぁ今日から頑張ろう!というようにスムーズに移行できる人は多くないように思えます。やはり、事前準備が必要で、それまでの学年から「1日○○分」や「1日〇時間」というように、毎日コツコツ習慣付けが出来ているかが重要になります。
受験に必要な要素に、「体力」が挙げられます。運動能力としての体力と似ているのですが、誰もがそのまま転用できるという訳ではありません。勉強に必要な「体力」とは「集中力」も必要とします。運動においても集中力は必要ですが、勉強と比べて集中しやすいという特徴があります。勉強に対して、運動における集中力をうまく転用できるかが大きなポイントとなります。
やはり、習慣とは積み重ねで、やろうと思ってすぐに身に付くものではありません。非受験生だからと言って油断せず、1年後、2年後の自分のためにも今のうちから慣らしておく必要が大いにあると言えます。
・自分にとっての普通を知る
上の学習習慣の確立と似ております。「1日○○分」や「1日〇時間」・・・勉強することが自分にとっての普通になっておいてほしいという点です。
「定期テスト前などは1日8時間勉強することが出来る」というケースを耳にしますが、僅か1日~3日の話です。私が言いたいのは毎日です。例え3日間連続で8時間勉強できたとしても、それが継続できないのであれば意味の無いことになりかねません。頑張ろうと意気込んだ分、止まってしまった時の次なる一歩は出にくものです。大学受験は短距離走ではありません。長々長距離走だと認識してもらえると良いのかなと思います。
教育相談ではよく、自転車の話を例に挙げます。自転車乗りたての頃の自分にとっての普通と、今の普通とでは走れる距離が違うという点です。自転車乗りたての頃の自分にとって、自転車で1キロ走ることは大変なことでしょうが、今の自分にとって、自転車で1キロ走ることはそれほど苦では無いと思います。自分の中の普通の器を徐々に大きくしていくイメージ。目には見えないものであるからこそ、慎重に少しずつ大きくしていく必要があります。習慣とは継続するもので、実行しない日があってはいけません。毎日やることが普通。これが到達したい領域ですね。
・日常生活のそれぞれの行動に費やしている時間の認識
高校3年生から大学受験対策を始めたというお子さまにとっての一番の落とし穴がこれです。
普段何気にしていることに費やしている時間。何気にやっているからこそ、そこまで意識できていません。大学受験において重要なことはたくさんありますが、「体調管理」もその一つに必ず挙がってきます。当たり前ですが、大学受験において「睡眠時間」や「食事の時間」、「お風呂の時間」などなど、絶対に省略できない時間があります。
時間は有限だということです。一日は24時間です。
引き算で考えていきましょう。
睡眠時間に6時間
学校の時間に8時間
部活動に2時間
通学時間に往復で1時間
夕食とお風呂に1時間
このケースだと24-(6+8+1+1)で残るのは6時間です。割と時間のあるケースですね。
個人差があると思うので、別のケースも検討してみましょう。
睡眠時間に7時間
学校の時間に8時間
部活動に2時間
通学時間に往復で3時間
夕食とお風呂に2時間
このケースだと勉強に割ける時間はMaxで2時間です。
こちらのケースの場合、頑張っても削れるのは夕食とお風呂にかけている時間くらいになってきます。もしくは部活の時間をどうにかするか・・・学生から青春を奪うことはこちらとしても気が引けます。
残った時間がまるまる勉強に割けるかと言うと、今までに触れた学習習慣や自分にとっての普通が関係してきます。
この点については、受験生でない学年でも検討することが出来ることですので、一度冷静に考えてみてほしいところです。大学受験対策は高校生になった時から出来ることがたくさんあります。
未来の自分をサポートできるように、現在の自分が援助してあげましょう。
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