【大学受験 受験対策ページ】自分の現在地
大学受験だけではありません。
また、勉強だけではありません。
「目標を決めること」と同じくらい、『自分の現在地』を知ることは重要です。
「私(僕)は白陵高校に通っているから医学部受験に挑戦すべきだ」
「私(僕)は姫路西高に通っているから国公立大学を受験できる」
色々な言葉を耳にしますね。
あくまで各学校に通っている生徒のイメージに過ぎません。
何故なら、どこの学校においても成績上位層もいれば、成績下位層がいます。
どれだけ偏差値の高い学校に通っていたとしても、みんながみんな全国平均を上回っているという訳ではありません。
まずは自分がどの位置に居るのか?
しっかりと向き合う必要があります。
最初に出来ることは、現在在籍している学校における自分の現在地です。
やはり偏差値で見ることが良いと思います。
学校の偏差値ではありません。学校内に置ける自分の偏差値です。
① 学校内に置ける自分の偏差値を知る
② 自分の学校の平均偏差が全国平均と比べて↑なのか↓なのかを知る。
②-1 ②が全国平均より上だった場合、引き続き校内での偏差値を基準にする
②-2 ②が全国平均より下だった場合、校内での偏差値の基準を見直す必要がある
②の自分の学校の平均偏差と全国平均との比較は不定期で実施されている模試が目安になってきます。
通常、偏差値については分母が多い方が信憑性が高くなります。より分母の多い模試の方が自分の現在地を知るための手段として有効だと言えます。
また、どんな模試かも注意が必要です。例えば、ベネッセの進研模試の場合、生徒の意思とは関係なく受験させられるというケースが生じます。分母の中の〇%は「大学進学を検討していない生徒」が含まれてます。結果的に出てくる自分の偏差値は、分母が「大学進学を志す人だけの模試」に比べて高くなってしまいます。すべての基準がベネッセの進研模試がベースであれば問題ありませんが、志望校の目標偏差値が高くなればなるほど、ベネッセの進研模試ではなく、別の模試がベースになっているケースが見られます。
このため、「良くない勘違い」が生じる可能性が出てきます。
・自分の偏差値はベネッセの進研模試 → 自分の偏差値が高く出る
・志望校の偏差値は河合塾・駿台模試 → 目標の大学の偏差値が低く出る
何もチェックせずに偏差値だけで比べてしまうと、「現時点で余裕だ」という錯覚につながります。
大学受験はそんな簡単なものではないので、多くの生徒は「あれ?」「何かおかしい」と感じてくれることが多いのですが、そんなフィルターを通らずに素直に「余裕だ」と解釈してしまう生徒も少なくありません。場合によっては、保護者の方においてもこの錯覚に惑わされてしまうケースがあります。
自分の現在地をしっかり確認。これはとても重要なことです。
また、目標に近づけば近づくほど、それ以上偏差値を高めていくことが困難になります。
受験勉強を始めた当初は良いペースで成績を上げていくことが出来ても、目標が近くなってきた途端、それ以上が困難になります。理由は、自分だけが勉強している訳ではないということです。
勉強に向き合う時間だけでも、環境によって様々です。
全日制の学校に通う場合、全ての時間割が受験につながっているかと言うとそうではないかもしれませんが、少なくとも月曜日から金曜日(私学は土曜日)まで、おおよそ6時間目まで勉強に取り組んでいます。1コマが50分の学校もあれば45分の学校もありますが、意識をせずに50(45)分×6コマの時間を確保することが出来ています。ではこれで十分かと言うとそうではありません。
同じ時間を費やしても、それぞれによって吸収できる量が違います。質とも言えるかも知れません。
定期テストに多くの時間を費やさないといけないタイプかそうでないかだけでも、質の差を考えることが出来るかと思います。
真面目に定期テストに取り組んでるを前提に考えると、定期テスト対策として勉強する中で、それまでの各科目における単元別の定着具合を知ることが出来ると思います。定期テストに多くの時間を費やさなくても良い生徒は、確認程度で対策を終えることが出来ますが、そうでない場合、ノート・問題集を駆使して改めて学び直す必要があります。理由は「忘れているから」です。
決して忘れてしまっていることが悪ではありません。むしろ、それが正常なのだと思います。
普段から普通に授業を受けていて、定期テストが近づくとテスト対策に打ち込む。この時、自分の定着具合を知る。正しい後悔・反省をすることが出来たお子さまは、「次回が変わってきます」
日頃の授業の受け方(ノートの取り方)が変わってきます。
忘れてしまうを前提に、どう記録(メモ)すれば、忘れてしまっている自分の記憶を呼び覚ますことができるのか・・・これは繰り返し実施することでしか掴めて来ないと考えます。
人それぞれ違うからです。自分はどのように記録(メモ)していれば良いのか。繰り返すことで、その方法を掴んだ人たちが、学習の質をどんどん向上させていくことが出来ます。
「勉強」には、取り組みたくないという気持ちが邪魔をするかも知れませんが、如何に早く向き合い、自分の特性を知っていけるかが大学受験を成功に導く大きなポイントだと思います。
勉強の本質とはこのことではないかな?と私自身、常々考えさせられます。
取り組まないと始まりません。
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